[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オーバーコートとパンツ制作
前回のブログで紹介していましたオーバーコートが完成しました。
ジャケットの復習ということで制作していたので肩パットを入れていたの
ですが、本当に昔のような肩の大きなコートになってしまったのでパットを
外してナチュラルな肩の作りに修正しました。
これでもサイズも大き目で袖も太いのですが、僕はもともとコートをオーバー
サイズで着るのが好きなのでとても気に入っています。
こちらは現在テーラーで勉強しているパンツの制作途中のものです。
パターンはシンプルなのですが、アイロンによるくせとりという作業によって
穿きやすいパンツの形を作っていきます。
上の写真はパンツを横から撮ったものですが、足の形にあわせてカーブ
しているのがわかります。
(右の写真は前の裏側の部分・・・こういう仕立てをしたことがないので
悪戦苦闘しているところです、、)
※the cutter's practical guide より
1890年代イギリスの裁断書ですが、このときからパンツを穿いたときの
動きが考えられアイロンによるくせとりの技術もあったようです。
大量生産や商品の価格のため、ここまで動きやすさを追求してくせとりまで
されているパンツを造ることは難しいですが、僕のように自分で縫うことの
できる人たちが少しづつでも伝えていくことができたらと思っています。
昔、町にあったテーラーのように服を造る人になりたい。。そしてその服を
着た人たちが少しでも嬉しい気持ちになれるように。
PR
COMMENT