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オーバーコートとパンツ制作
前回のブログで紹介していましたオーバーコートが完成しました。
ジャケットの復習ということで制作していたので肩パットを入れていたの
ですが、本当に昔のような肩の大きなコートになってしまったのでパットを
外してナチュラルな肩の作りに修正しました。
これでもサイズも大き目で袖も太いのですが、僕はもともとコートをオーバー
サイズで着るのが好きなのでとても気に入っています。
こちらは現在テーラーで勉強しているパンツの制作途中のものです。
パターンはシンプルなのですが、アイロンによるくせとりという作業によって
穿きやすいパンツの形を作っていきます。
上の写真はパンツを横から撮ったものですが、足の形にあわせてカーブ
しているのがわかります。
(右の写真は前の裏側の部分・・・こういう仕立てをしたことがないので
悪戦苦闘しているところです、、)
※the cutter's practical guide より
1890年代イギリスの裁断書ですが、このときからパンツを穿いたときの
動きが考えられアイロンによるくせとりの技術もあったようです。
大量生産や商品の価格のため、ここまで動きやすさを追求してくせとりまで
されているパンツを造ることは難しいですが、僕のように自分で縫うことの
できる人たちが少しづつでも伝えていくことができたらと思っています。
昔、町にあったテーラーのように服を造る人になりたい。。そしてその服を
着た人たちが少しでも嬉しい気持ちになれるように。
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オーバーコート制作
今年になって初めての更新となります。今年もよろしくお願い致します。
こちらはセミラグランのオーバーコート(仮縫い)です。
今までテーラーで学んできたことを再確認しながら制作しました。
祖父が注文服店で仕立てたであろうオーバーコートがタンスの中から
出てきまして、50年近く前のものなのでとても重くボックス型の大きい
コートです。肩幅が50センチもあります!
(脇の部分にスレ止めの革が付いています。)
でもこの重くて硬い生地、色、雰囲気が好みで僕が造ったのかなと思う
ようなコートでしたので、これをベースに造ってみることにしました。
特に縫うことが好きで、段々服の形になっていくのが楽しいです。
服造りの世界に入ったのも服を形にすることに魅力を感じたから
でした。
単純ですがポケットも自分の手で作ることが出来るんだと感動していました。
(singer188 足踏みミシンで縫製・・・そのうちモーター付ける予定)
今回テーラーで学んだジャケットの工程と同じ方法で造っていったので
イメージ通りにいかない部分がありまして、先生に見てもらって方法を教えて
もらったので今直しているところです。
セミラグランはセットインの袖と同じ形ですが、袖の側面の真ん中に切り替え
があって、その切り替えと肩線をつなげてラグランスリーブにように見せると
いう袖です。
先生曰く、正式にはスプリットスリーブと言うそうです。
完成しましたらまた紹介いたします。
服を学ぶ
テーラーに通い始めて約1年、ようやくジャケットが完成しました。
先生にこれは自慢していいねと褒めて頂いたのでとても嬉しかったです。

アームホールはとても小さいのですが、肩の作りと手縫いの袖付けによって
着たときに前の肩が当たらず腕が動きやすくなっています。
着込むほど体に馴染んできそうなジャケットですので、冬が待ち遠しいです。
縫製の技術はもちろんなのですが、テーラーは服を着る人に直接接して服を
作っていきますので、パターンの理論もスペシャリストであります。
現役のテーラーさんや40年パターンナーをされてきた方などが先生の下で
学ばれております。
いろいろなことに刺激を受けながら、服そのものを学んでいます。

今までの経験と今学んでいることをLOUNGE ACTの服に込めて
皆様に良い服を着て頂けるよう再開を目指しております。
(上の写真は今までのゆとりのあるシルエットを残しつつ、襟や肩を
テーラーで学んだ造りにして着心地の良い、動き易い造りを研究して
います。仮縫いして補正している段階です。)
先生にこれは自慢していいねと褒めて頂いたのでとても嬉しかったです。
アームホールはとても小さいのですが、肩の作りと手縫いの袖付けによって
着たときに前の肩が当たらず腕が動きやすくなっています。
着込むほど体に馴染んできそうなジャケットですので、冬が待ち遠しいです。
縫製の技術はもちろんなのですが、テーラーは服を着る人に直接接して服を
作っていきますので、パターンの理論もスペシャリストであります。
現役のテーラーさんや40年パターンナーをされてきた方などが先生の下で
学ばれております。
いろいろなことに刺激を受けながら、服そのものを学んでいます。
今までの経験と今学んでいることをLOUNGE ACTの服に込めて
皆様に良い服を着て頂けるよう再開を目指しております。
(上の写真は今までのゆとりのあるシルエットを残しつつ、襟や肩を
テーラーで学んだ造りにして着心地の良い、動き易い造りを研究して
います。仮縫いして補正している段階です。)
展示会に向けて。